日本海へサイクリング
今回はどこかの聖地とかそういうことはありません
今考えるととバジリスク繋がりで伊賀と甲賀へ行くのも面白かったと思う
3月24日
いつもどおり関ヶ原を越えて琵琶湖へ。このルートはもう何回か通ってきたので全く問題ありません
坂道が続くといっても、マウンテンバイクの敵じゃないぜ!
問題はここから
春のサイクリングは気候が暖かいので適していると思っていたのは素人の考えでした
実は春は風が強い
しかも南から北へ向かうコースなので、常に向かい風!
琵琶湖の湖岸道路はサイクリングの名所なので、いつも自転車で琵琶湖一周に挑むような人たちを見かけるのですが、今日は一人も見ませんでした。
まぁ平日っていうのもあると思いますが
湖岸道路、本来は信号が少なく道もすごくきれいで歩道もあるので加速して平均時速25キロ/時くらいいくのですが、今回は10キロ/時くらいでした。
こいでもこいでも進みません。
一応自転車で長距離走る時の技で、ペダルをこぐ速さを一定にすると疲れにくいというのを知っていたので、変速を軽くして同じ速さでこいではいましたが。
それでも、こいでもこいでも進まないというのは精神的に疲れます。10キロ/時って、坂道登るよりも遅いです。
関ヶ原越えるときよりも平坦な湖岸道路で疲れるというのは想定の範囲外の出来事でした
以前琵琶湖1週したときよりも数段遅いペースで湖北に到着しました
そこからトンネルを2つ抜け、大音へ
まだまだ向かい風は続くにも関わらず、ここらへんからはさらに山越えが始まります
時速10キロからスピードが上がりません
日本海に近づいたからか、夕方になったからか、気温もどんどん寒くなるし
さらに滋賀県から福井県へ向かう国道8号線の途中で歩道がなくなります
トラックがビュンビュン
なんとかわき道にそれて国道に沿って走っていきましたが、とうとうわき道もなくなり、歩道もなくなり、路肩も狭くなり、なす術がなくなりました
自転車の限界
ここが限界
この道を車線からはみ出るサイズのトラックが通るのですから、ここから先自転車がすれ違うことを考えるとぞっとします
ということで、僕も命が惜しいので福井県はあきらめてここから長浜へ戻ることにしました
長浜まで行けばきっと宿泊できる漫画喫茶やらカラオケボックスがあるはず
帰りは追い風&下り坂ですごい速度が出ました
時速40キロを超えることも
平均的に時速30キロは超えていたので、その速度は行きの3倍以上
春の風は敵にすると恐ろしいけど、味方にするとかなり心強いです
そんなかんじで長浜には午後8時頃には到着できそうでした
その道中で、僕らと同じようなスポーツタイプの自転車で走っている人と遭遇
こちらに声をかけてきました
自転車で旅行しているとよくあることです
おじさん(結構若いけど:どこまで行くの?
管理人:長浜まで。漫画喫茶とか泊まれる場所を探しに行きます
おじさん:長浜は泊まれるような漫画喫茶ないぞ。カラオケボックスも12時には閉まるような所しかないし。泊まるならちょっと高いけどビジネスホテルがいいよ。
そんなかんじでやりとりしていて、そのおじさんが親切にも国民宿舎へ電話をかけて予約を入れてくれることになりました
国民宿舎ならビジネスホテルよりも安そうなので迷わず泊まるところなのですが、残念ながら国民宿舎には部屋の空きがありませんでした。
結局ビジネスホテルを探すことになって、おじさんにお礼を言って、また走り始めました
その数分後、またそのおじさんに遭遇しました(結構気まずい
しかし、何かと思ったら、なんとそのおじさん、家に泊めてくれるように家の人に頼んでくれたそうです
それでOKだったので、今日はそのおじさんの家に泊まることになりました
なんだ?この電波少年ヒッチハイクの旅的展開は?
そのおじさん、相当な自転車好きみたいで、家には確認しただけでも5台くらいの自転車がありました
しかも今日遭遇していた時に乗っていたのは、90万円もするレース用の自転車だったそうで
管理人の自転車、3万円だよ・・・
どうやら明後日、半日で琵琶湖1週する予定だそうです
管理人が琵琶湖1周したときは2日もかかったのに
管理人達が命の危機を感じて挫折した福井県へ行く国道8号線も、そのおじさんはもう攻略済みだそうで
これがただの自転車好きと自転車乗りとの差なのか!
どうもそのおじさん、岐阜にもよく来るみたいで、なんと家の近くのラーメン屋の事まで知っていました
滋賀県の知らないおじさんと近所のラーメン屋の話をする・・・
不思議な体験が出来ました
他にはサイクリングする時に気をつけることなども教えてもらえました
親切なおじさん、本当にありがとうございました
3月25日
朝8時頃、おじさんの家を出ました
自転車の整備までやって頂けました
きょうは福井県まで行くのはあきらめ、家へ帰る予定です
でもただ同じコースで帰るだけでは面白くないので、自転車乗りのおじさんオススメのコースで帰ることにしました
遠回りになるけど、303号線を通って琵琶湖北→飛騨地方→美濃地方というコースです
昨日の向かい風は、今日の追い風
きっと今日は風が味方になるに違いありません
山道の始まり
木之本から山へ入る所の風景です
天気もよく、良い景色でした
ここから山道が始まります
木之本の山道
山道だけど昨日の向かい風より断然楽だぜ
辛そうで辛い方が楽そうで辛いよりも覚悟が出来ている分だけ遥かに楽
自動車の限界
なんと途中で前面通行止の看板が
その辺にいた人に聞いてみると、自転車でなら行けるかもしれないということなので、一応先へ行ってみることに
昨日は自転車の限界だったけど、今日は自動車の限界だ
昨日の屈辱を晴らせそうです
雪がまだ残っている所に注目
でも日差しが強かったので雪があるのに暑いというおかしなことになってました
やったー。車が来ない
自転車天国だーと坂を上り続けると、トンネルに遭遇しました
滋賀県と岐阜県の県境、八草トンネルです
その長さ、約3km
しかも電灯がついていない
これがトンネルの中
この写真は入り口付近なのでまだ少し明るいですが、ちょっと進むとそこは暗闇
出口から来るわずかな光しか見えません(写真の白い点が出口
しかし直線で3キロってすごいな
出口の光は見えているのに、全然近づいてくる気がしません
もちろんライトをつけて走っていたのですが、それでも足元が良く見えない
慎重に走りました
純粋な暗闇は暗いだけでも怖い!
途中で足音が聞こえましたが、そこに誰かいたかは謎
誰かいても暗すぎて見えない
その長い長いトンネルを抜けると、岐阜県に入ります
どうやら八草トンネルあたりが山頂だったのか、そこからしばらく下りに入ります
時速40kmキターーーーっ
そしてこの先食堂があるかどうか怪しいので、道の駅で昼食
ちなみに山に入ってからここまでコンビニは1つもありませんでした
どこまでも山が続きます。
登りと下りが交互に繰り返しで続いていきます
そして横山ダムへ
ダムをリアルで見たのは初めてかもしれない
後は普通にふもとへ降りて、我が家へ向かいました
山道を走ったので、家についてからジワジワと疲労が・・・
総距離約200km
距離はたいしたことありませんが、向かい風や山道ばかりだったので、なかなかハードなサイクリングでした
以前の自転車では絶対山道で挫折していただろうな
この調子なら、いずれは山に囲まれた長野県(おねてぃの聖地)や、白川郷(ひぐらし)へも行けるかもしれません